LINE公式アカウントにて不動産の有益情報を配信中!!(こちらをクリック)

公務員の残業は不要?激務部署で1年間定時帰りをした末路

宇野英樹

宇野英樹

公務員の残業は不要?激務部署で1年間定時帰りをした末路

こんにちは!現役公務員の宇野英樹です!

 

 

皆さんは、「そもそも公務員になった動機とは?」って考えたことがありますか?もしくは、これからなりたいと思っている方にとっての動機などについて、どのようにお考えでしょうか??

 

 

動機については、人それぞれ様々な理由があるでしょうし、それをひとくくりにするのは、難しいでしょう!

 

ただ、ここは敢えて、一番大きな括りとして想像できるであろうパターンに分けて考えてみたいと思います。

 

1.安定した職業として生活保障があるから(給料、福利厚生、ライフワークバランス)

2.国民、住民のためなど社会的貢献への魅力・仕事内容への憧れ

 

職業として、両方がバランスよく体験できるので、公務員を選んだという人もいるでしょう!

 

どちらに比重があるかは人によって違うと思います。

 

しかし!皆さん絶対に無意識的もしくは意識的にどちらかに重きを置いていると思われます。

 

ちなみに、私はどっちかというと2でした。あまり、職業の安定性からというよりは、できる仕事の魅力の観点から選びました。

 

1を選択した人は、どちらかというと仕事第一というより、家族との時間、プライベートの時間なども大事にワークライフバランスを意識した仕事ぶりになるでしょうし、2を選択した人は、長時間労働も厭わず、上を目指してひたすら頑張るという仕事ぶりに近くなるでしょう。

 

民間と違うところは、公務員はこのような形で、働き方をある程度選べる職場だと思います。

 

そこで、今回は、いずれのパターンの人にとっても切っても切り離せない、永遠のテーマであろう「残業」について考えてみたいと思います。

 

猛烈働きマンの公務員さんも、ワークライフバランスの公務員さんも、絶対にこのテーマからは逃げれないと思いますので、一緒に考えていただければ幸いです。

 

実際に、私が月平均100時間残業する部署で、定時帰りを徹底して何が起こったかの記録についても書いていますので、ぜひ、最後までご覧ください!

 

働き方改革関連法が成立!

 

今年に入って、「働き方改革関連法」が施行されました。世間では、働き方改革は実効性がないだの、いろいろ批判されていますが、法律の中身を見ると、これまでより状況が変わるであろうことは明らかです!

 

今までは、法律で残業時間の規制があるにはありましたが、36協定を結べば、青天井に残業をさせることが可能でした。

事実、私も青天井に残業をさせられる部署にいたこともありました。

 

これが、今回の法案成立でこうなりました。

働き方改革関連法について

・月45時間、年360時間が大原則

労使で特別条項を結んでも、

・臨時的な特別な事情がある場合でも「限度時間は年720時間を上回れない」

・休日労働を含み、月100時間を超えない

・2~6カ月の期間いずれも、休日労働を含んで月平均80時間以内にする

 

違反すれば企業側に懲役や罰金などの罰則が科せられます。

 

これは本気で取り組まなければ、罰則があるので、2019年からの順次適用に備えて、大手企業はじめ、いろんな企業ですでに残業規制に取り組み始めています。

 

そんな風潮の中、公務員の現場に目を向けると、まだ旧態依然とした仕事の仕方をしている現場がほとんどです。

 

なぜなら、自分たち公務員は労働基準法の適用が除外されているので、罰則の対象になりません。

公務員は自分たちで法案を作っているくせに、まったく自助努力をしていないのが現状です!

 

私は、生活の安定をそれほど求めているわけではありませんが、やはり、公務員自らも働き方改革を本気で考える段階にきていると思います。よく居る自分たちの過去の残業自慢や、出世欲・見栄や、残業代稼ぎのための働き方を続けることは、私は反対ですね。

 

そもそもなぜ残業をやめる必要があるのか

法律的なことは前述したとおりですが、そもそもなんで残業は悪で、辞めるべきだと思うのでしょうか?

 

私も、社会人になって約10年。ある日、ふとした瞬間に気がついてしまったのです。

 

「残業をやめようとしない限り一生残業まみれで終わるんじゃねー?」

 

公務員の残業って、しようと思えばいくらでも理由を見つけられるんですよね。

 

  • 改善課題に手をつける
  • 仲間のサポートをする
  • 職場に残って”頑張っているアピール”する
  • 給料をいっぱい稼ぐ Etc…

 

別にこれらを否定するつもりはございません。好きでやっている方を止めるつもりもありません。

ただ、残業をやめようと思えば、強固な意志をもってやめようとしない限りは、どこからかそれらしい理由を見つけてきて延々と長時間労働するハメになることは事実です。

  • 仕事がなくならないんだからしょうがない
  • みんな残業してるし帰りづらい
  • やる気がないと思われて評価が下がる

 

残業を正当化しようと思うと、言い訳はいくらでも出てきます。

 

そもそも、海外と比較すると、週5日勤務というのだけでも働きすぎです。それなのに日本人は年休も取らずに毎日残業していることは、かなり異常だということに気付きました。

 

残業やめて定時帰りの記録

さて、ここからは、私の過去の記録ですが、私は残業を減らすため、勝手に一人働き方改革を始めてみました。

 

ですが、その現場は、なんと、

「月平均100時間残業」

の猛烈残業部署でした。

 

そんなところで残業無しで1年間乗り切るなんて絶対無理でしょ!?

無理だったかどうか、どういう結末を迎えたのかは、先を読み進めてください!

 

残業やめて定時帰り!最初の1週間

 

まず、最初は、仕事が終わっている、終わっていないにかかわらず、定時になった瞬間に、何も言わず、当然かのように、職場の皆さんに挨拶をして、お先に失礼します!とタイムカードを切って帰ります。

上司や同僚からは、

「こいつ、いきなりどうしたんだろう」

「何か用事でもあるのかな?」

という目で見られました。笑

でも何も気にせず、帰ります。

残業やめて2週間目

絶対に終わっていなきゃいけない支払処理や、提出期限がある事務処理などがどうしても終わらないときは、1時間ほど残業したりしますが、それが無い限りは、明日やろうの精神で、とりあえず帰るという状態をさらに2週間続けました。

上司や同僚からは、

「ん?意外に残業しない期間が長いな?プライベートで何かあったのかな?」

あと、このくらいから

「宇野くん、最近早いねぇ~。」みたいなジャブが飛んできます。

ちょっと残業しないだけでこういう目で見られること自体が、すでに異常と思うのですが、ここで嫌そうな顔はしないのが正解です。言い争っても仕方ありません。

残業をやめて1ヶ月

一切残業をやらないで帰っている人はパートのおばちゃんくらいですから、このあたりから、周りがざわつき始めます。

このくらいで、課長からこんなことを言われました。

「全然残業してないみたいだけど、何か習い事でもしてるの?」

「みんな残っているんだから、ちゃんと残って仕事しないと」

「何かご家庭の事情や考慮して欲しいことがあるならきちんと話して」

もちろん何もなくて、本当に一人で働き方改革をやっているだけです。笑

ただ、ここで私は少しカチンときて、ついつい正論を振りかざして

僕は時間内でやるべきことはやっています。昼休みも早めに飯を食べて、余った時間で仕事するなり、朝も少し早めに来るなりして、定時で帰る工夫をしています。夜遅くまで仕事して睡眠不足で朝ぎりぎりに出社して不機嫌アピールをしたり、デスクで昼休みに昼寝をしている人よりは仕事してますけど何か?
課長のおっしゃるようにみんな残っているからという理由で残業するなら、それは付き合い残業なんで、付き合い残業をしている他の人の業務の進め方を改善すべきでは?

まともな皆さんは絶対にこんなことをやってはいけません。笑

私も今は後悔しています。。こういう話が通じるくらいなら、残業なんてとっくにこの世からなくなっていますから。大事なのは議論することではなく、笑ってごまかして、ただ帰ることです。

わざわざ他人の働き方をとやかく言って「面倒な奴だな」と思われはいけないですね。

残業をやめて3ヶ月

 

課長はじめ、同僚や上司にも、だんだん私に対する苛立ちが目に見えるようになり、当たりもきつくなり始めます。(色々言っちゃったのも原因でしょうが・・・・笑)

 

「宇野くん??この仕事の期限が来週だけど終わってる?終わってないなら今日終わらせて帰ってよ!早めに確認したいから。」

 

「宇野くん、△△さんの方が業務量も多いし、残業しているから、手伝ってあげてよ!宇野くんの業務は軽いんだからさ。」

 

明らかに強く当たっていますよね?そもそも、来週期限の仕事を残業して今日終わらせろも暴論だし、他の人が残業しているからと言って、必ずしも私の業務が軽いかどうかは判断できないですよね?これは明らかに残業していない事への圧力です。雰囲気でだいたいわかります。

 

公務員組織には、やはり依然として、残業をしない人間は、仕事の実績や結果云々に関わらず、嫌われがちになるという部署が存在するんだなということがわかってきます。

 

ただ、もちろん、私は、一人働き方改革を1年間やると決意していますので、気にせず、定時で帰り続けます。

 

残業辞めて6か月

 

管理職や上司から、やる気のない奴というレッテルを張られ始めます。

仕事自体は、客観的に見ても、不備があって問題が起こったとか、仕事が回らなくなっているとか、誰かに被害が及んだということは一切ありません。

それでもイメージで評価されちゃいます。

その当時、昇任試験の年だったのですが、試験情報や、アドバイスが私にだんだん共有されずらくなり始めます。課長などは、だいたい昇任試験のアドバイスや、業務以外の裏話的なことを残業時間に話したがる傾向にあったりします。そういうありがたい話みたいなのって、業務時間中より、居残り時間で盛り上がったりすることってありませんか?

私はどんどん孤立していきます。

ただ、私もそこはハングリー精神を出して勉強して、結局試験自体には合格したので、あまりそこについては、気にしていませんが、やはり、一人働き方改革をするのは、リスクもあるし、勇気もいる印象です。

 

残業辞めて1年後

 

勤務評定は、意外にも、通常の平均的な評価でした。一切残業をしないからと言って、マイナスは付けられないところが、さすがは公務員という感じはします。

ただ、問題は起こしていないものの、何か新しいクリエイティブな事業を立ち上げたわけでもないので、プラスの評価は当然付いていませんでした。

ですが、勤務評価うんぬんより、他の代償が大きいです。

働いているときの環境や雰囲気は非常に悪くなりました。人間関係も上手くいかなくなり、ストレスを感じることが多くなりました

やはり、残業をしないことのリスクは、現状の公務員現場ではまだまだあるように思われます。

職場の周りの人も同じ考えでないと、残業削減はなかなかうまくいきません!

 

私の中の結論としては、公務員組織で気持ちよく仕事をするには、ある程度付き合い残業をした方が良いということでした。

そっちの方が周りからのストレスもないし、気持ち的には楽です。仕事時間が長いことによる体力の消耗ぐらいで済みます。

 

残業して当然という考え方で本当にいいの?

当たり前ですが残業をやらないと給与も激減します。

今までそれなりにもらっていた給料が、まるで新入社員のような水準になっていくので、金銭面ではかなり物足りなさを感じます。残業しまくってる新入社員のほうが給与が高いんじゃないでしょうか?

年収も下手したら、100万円ぐらい減るんじゃないですかね。

でも、勇気を持って前に進まなければ、自分の時間は取り戻せません。

残業して忙しい日々を過ごすことによる充実感はあるかもしれませんし、昇任や出世を目標にして頑張ることも一つの生き方かとは思います。しかし、昇任しても、課長には部長、部長には次長、副知事には知事がいますので、上のポストに行っても、できる仕事の自由度はある程度決まっているので、できることは見えています。

業績という面でも、公務員は、数字で表れるところはほとんどなく、人の印象や評価がいつまでもついて回り、絶対的な指標は全くありません。

そうなると、公務員組織での活動だけを頑張り続け、身をささげても、人生に彩りを加えることはできないのではないでしょうか?

 

自分の時間を確保して、子供と過ごす時間を作るとか、奥さんと旅行に行ったり有意義に過ごすとか、時間外でボランティア活動をするとか、ゴルフ、草野球、草サッカーなどスポーツに勤しむとか、そういったことで得られる充実感を求めるのも人生としてはありかなと思います。

 

また、時間外で、よんなな会のような交流会を開くとか、組織の看板ではなく、自分自身の名前で価値を生み出すことをするのも大事なのではないでしょうか。

自分自身の価値を高めるのは人の評価ではなく、自分自身が生み出したプロダクト(成果品)だと思いますので、自分の時間を大事にして、長い公務員生活を乗り切っていければいいですね。

人生に彩りを与える意味でも、自分自身で価値を提供できるよう活動することが、何よりもモチベーション維持のためには大切だなーと感じています。

 

 

「属性」を活かしたマイホームづくりとは?

「良い物件を見つけること」「良い条件で住宅ローンを組むこと」この2つが良いマイホームを手に入れるコツです。不動産の購入は、自分の職業・収入・年齢・家族構成といった「属性」を把握した上で戦略的に行うことが必要となります。知っていると知らないでは、数百万円もの差が出るのが不動産業界。まずはLINE公式アカウントでお問い合わせください。

コラムカテゴリの最新記事