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安定職業を捨て、青年海外協力隊に。大きな決断に覚悟はいらない?

金井 滋(Shigeru Kanai)

金井 滋(Shigeru Kanai)

安定職業を捨て、青年海外協力隊に。大きな決断に覚悟はいらない?

途上国の支援を行うために派遣される青年海外協力隊。

先進国である日本が、発展途上国に対するODA(政府開発援助)の一環として、外務省所管のJICA(独立行政法人国際開発機構)が実施する海外ボランティア派遣制度です。

「なんか難しそうだけど、アフリカとかでボランティア活動する人たちのことじゃないの?」

とイメージする人が多いかもしれません。

また、なんとなく、“危険”というイメージをする人もいるでしょう。

実際、青年海外協力隊は、観光客などはほとんどいないディープな外国の奥地に行って、危険な地域でも活動しています。

今回は、安定した公務員という職業を捨てて、全く別世界とも言える青年海外協力隊にチャレンジすることにした田嶋千里さん(仮名・30歳)にインタビューしました。

 

(田嶋さん撮影)エジプトで現地の子供と

田嶋さん、今日はよろしくお願いします!

田嶋です。はい、こちらこそよろしくお願いしますね。

青年海外協力隊へ

田嶋さんは、来月から青年海外協力隊に行かれるとのことですが、具体的にどういうことをするのですか?

はい、私は今年の2月に青年海外協力隊に合格し、来年2020年の1月からガーナに派遣され、そこで2年間難民支援の活動に携わる予定です。

海外に行きたいという気持ちはもともと強かったのですか?

そうですね。私はずっと海外で仕事をしたいという漠然とした気持ちはあり、英語を勉強していました。有休を使って沢山海外にも行きましたね。旅先が珍しいねってよく言われますが、グアテマラやエジプトに行ったりしていました(笑)。

グアテマラとエジプトって、結構ディープなところに行くんですね!もしかして、一人でバックパッカーみたいなことをしていたんですか?

バックパッカーではないです(笑)。

グアテマラは友達と一緒に行ったんですけど、エジプトには一人で行きました。

(田嶋さん撮影)エジプト カイナック神殿

女性が一人でエジプトですか・・・。田嶋さんはやはりかなり海外好きなんですね。

そうですね。去年グアテマラに行った時に、日本と全然違う世界を見て、やっぱり自分はもっといろんな世界を見たいなっていう気持ちが強くなりました。

それで、グアテマラから帰国してすぐに、何となくネットで目にした青年海外協力隊の説明会に行ってみたんです。その時にキルギスという国で青年海外協力隊をしていた日本人の方の話を聞いて、ものすごく興奮したんです。自分も行きたい!!って気持ちがはっきりと分かりました。

なるほど。それが青年海外協力隊に行こうと思ったきっかけなんですね。それですぐに申し込んだんですか?

はい。青年海外協力隊に行くには、いくつかテストに合格する必要があって、まぁ何とかなるだろうって思ってすぐにテストを受けてみようって思いました(笑)。

公務員退職を決意

何とかなるだろう・・・ですか(笑)。でも公務員としての仕事がある人が、なかなか青年海外協力隊に手を挙げるのって難しい印象があるんですけど、大丈夫だったんですか?公務員を辞めなくても、青年海外協力隊に参加できるのでしょうか?

結論から言ってしまうと、大丈夫ではなかったです(笑)。
私の勤めていた役所では、自己啓発休職というのがあって、自己啓発のために数年間休職できる制度がありました。私は、自己啓発休職が具体的にどのような制度なのかは分かっていなかったのですが、その制度を上手く使えば、公務員を辞めなくても青年海外協力隊に参加できるのかなと思っていました。職場の係長や課長にも、青年海外協力隊に申し込んだことは伝えて、皆さん「応援するよ!頑張ってね!」と仰ってくださいました。しかし、いざ青年海外協力隊に合格して、自己啓発休職を利用できるか確認してもらうと、「前例がないため自己啓発休職は無理」という回答だったんです。

「前例がないから」って・・・。そんな役所的な回答だったんですね。

はい、はっきりと「前例がないから」って言われました(笑)。

それで、私は青年海外協力隊に合格はしたのですが、自己啓発休職が使えない以上、公務員の仕事を辞めないと参加できないという状況になりました。

それで、今年の7月に退職することにしました。

そうなんですね。かなり大きな決断だったと思いますが、迷いはなかったのですか?

もちろん、ありました。ただ、私はずっと海外に行きたいという思いが強かったですし、30歳という節目で自分の人生を変えるには丁度いいタイミングなのかな、と思いました。

元々、公務員をずっとやりたいという気持ちにはなれなかったこともあって、本当に自分のやりたいことを思い切ってやってみよう!という気持ちで決断しました。

青年海外協力隊というと外国で危険な目にも遭遇するかもしれないようなイメージもありますが、周りの反対はなかったんですか?

意外となかったんです。確かに色んな人に報告や相談はしましたが、私が本当に心から尊敬している人たちは皆、「やりたいことがあるならやりなさい」と背中を押してくれました。反対に、「そんなこと言って・・・」とか言う人は、あまり私がなりたいと思える人ではなかったです。なので、最終的には全く迷いもなくなり決断することができました。

結婚や趣味に生きる人生を選ばなかったワケ

(田嶋さん撮影)エジプト 白砂漠のベドウィン族

なるほど。自分が尊敬している人に背中を押してもらえるのはありがたいですよね。

ところで、田嶋さんは日本での生活に未練はないのですか?あまり聞いて良いのか分かりませんが、特に公務員であれば結婚して子供を持って・・・と考える人が多いと思うのですが。あ、言いたくなければ大丈夫ですっ!(汗)

大丈夫ですよ(笑)。

もちろん、私も女なので結婚のこととかもかなり考えました。ただ、相手にもよりますが、やっぱり結婚すれば日本で生活することになると思います。それに、結婚を意識するような男性に対しても、「この人のために海外に行く目標を諦められないな」って気持ちにも気が付きました。なので、まだ自分は結婚して落ち着くのは早いなと思いましたね。

答えて頂きありがとうございます!!田嶋さんは、安定には興味がないっていうか、自分の意志を貫いて生きていらっしゃいますね!見習いたいです!

そんなことないですよ!私も、公務員として安定の人生を求めたこともあります。ただ、自分には相性が良くなかったっていうか、やっぱり私のように大組織で働くのが合わない人って一定数いると思うんですね。私も、海外に行きたいっていう気持ちを抑えて仕事を続けていれば、やがて精神を病んでしまったように思います・・・。

その気持ちは物凄く分かります。僕も、大組織が苦手で公務員を辞めちゃったので。やっぱり数年もやれば、気づくと思うんですよね。「あ、俺向いてないな」って(笑)。

まさにその通りです。私も、公務員2年目の時に、「合わない」ってはっきり分かりました。それで、悶々とする毎日が続いていて、それを紛らわすために趣味に生きてみようと思ってキックボクシングを習ったり、色々していましたね。

女性でキックボクシングとは、かなりまたレアな趣味を見つけましたね(笑)。それに、僕ちょっと身構えちゃいます。

身構えないでください(笑)。でも、結構強かったんですよ。仕事終わりに週5回ジムに通って、3時間もハードな練習に打ち込みました。試合にも出て、4連勝したこともあります。

それは益々身構えちゃいますね!でも、その趣味で、悶々とした気持ちは紛れたのですか?

いえ、やっぱり紛れなかったですね。趣味に打ち込んで人生を充実させようっていのは、“公務員あるある”だと思うのですが、私の場合は趣味をやればやるほど、「やっぱり趣味じゃ満たされないな」って感じていました。趣味に打ち込んでも、自分の人生が納得いくようなものにならないって思ったんです。それで、ますます海外に行きたいという自分の気持ちに正直に従おうと思いました。

青年海外協力隊を終えた後は?

(田嶋さん撮影)グアテマラ ティカル遺跡

趣味に打ち込むことで、自分の本質に気が付いたということですね。

田嶋さんの本質は、海外に出て、色々なことを経験してみたい、だと思うのですが、帰国した後の展望はあるのですか?

正直、まだ帰国後のことは何も決めてないです。来月からガーナに2年間行きますが、そこで得るものがどうゆうものなかもまだまだ未知数です。期待しているものとは全然違うかもしれない。それでも、この2年間でしっかりと色んなものを吸収して、そこで今後の展望も決めていこうと思います。あまり、先のことばかり考えても動けなくなっちゃいますから。

大きな決断で迷っている人へ

なるほど。確かに、2年後どうなっているかなんて考えても分からないですよね!

最後に、もしこの記事を見ている人で、青年海外協力隊に行ってみたい人や、大きな決断で迷っている人がいれば、何かアドバイスはありますか?

私もまだ参加前なので、青年海外協力隊がどうだとか正確にお伝えすることは出来ないのですが、もし検討しているのであれば、実際に行った人に会うのが良いと思います。

エジプトに行った時に、青年海外協力隊の人に現地を案内してもらって、その人柄を見たり、経験談など色々伺いました。もちろん良いことだけじゃなくて、悪いことも。実際に経験した人に会ってみると、自分が行くイメージもかなり持てるんじゃないかなって思います。

あと、大きな決断で迷っている人については、本当はほとんど自分の中で結論が出ているんじゃないかなって思います。

迷っているってことは、本当はやりたいということのはずです。でも、やっぱり色々リスクを考えてしまって決断できない。

しかし、もしその決断をしなかった場合はどうなるでしょうか。

私の場合、青年海外協力隊に参加するということを諦めて、公務員を続けるという選択肢もありましたが、その“覚悟”がなかった。

自分に合っていないことを無理やり続けていれば、いずれ精神を病んでしまうだろうし、ずっと後悔してしまいます。そうゆう人生に耐える覚悟を持てなかったんです。

だから、自然と自分がやりたい青年海外協力隊の道を選びました。

なので、大きな決断では、「それをやらない人生を送る覚悟があるのか」ということを考えてみるといいんじゃないかなと思います。

なるほど。やる覚悟より「やらない人生を送る覚悟があるのか」ですね!田嶋さんからは、大きな決断をする秘訣を教わりました。ありがとうございました!気を付けて青年海外協力隊で活躍してきてくださいね!

はい、こちらこそありがとうございました。ガーナでしっかり頑張ってきます!

(田嶋さん撮影)ナイル川に沈む夕日
 

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